正しい体重の量り方と推移の見方

ダイエットをしている方なら、体重の変化は気になりますよね。

しかし、その体重は正しく量れていますか?

それから、体重の推移を正しく見て分析し、ダイエットにいかせていますか?

もし、体重の量り方や体重推移の見方を誤っていたとしたら、ダイエットに失敗してしまう可能性が高いです。

そこで、多くの方のダイエットサポートをしてきた経験から、正しい体重の量り方と推移の見方を解説します。

体重計を置く場所、量る理想的なタイミングや注意点などを具体的に解説していくので、これを読むことであなたのダイエットが成功にグッと近づくはず。

また、体重推移の見方については、どの点に注意すれば良いのか詳しく解説していきます。

正しい体重の量り方

体重はダイエットにおいて重要な指標の1つ。

ですから、量った体重を記録して分析する必要があります。

しかし、誤った量り方をして、その記録を基に分析をしてしまうと対策を間違えてしまうことに。

そうならないためにも、まずは正しい体重の量り方を理解しておきましょう。

体重計は平な場所に置く

体重計は平な場所に置いて量りましょう。

傾斜や段差のある場所に体重計を置いてしまうと、正しく体重を量ることが出来ません。

たとえば、体重計の一部が敷居や沓摺(くつずり)に乗っていたり、違う素材の床にまたがっていたりすると、傾斜や段差ができてしまう可能性があります。

体重計は必ず平な場所に置き、なるべく中央に乗るようにしましょう。

体重計は硬く安定した床面に置く

brown wooden planks

体重計は硬く安定した床面に置きましょう。

床面が柔らかいと、正しく体重を量ることが出来ません。

脱衣所の床面によく使用されるクッションフロアー、じゅうたん、畳などは避けましょう。

また、柔らかい素材で出来たバスマットの上に体重計を置くのもNG!

オススメなのはフローリングです。

起床後すぐに量る

white ring bill alarm clock

体重を量る理想的なタイミングは起床後すぐ。

起床後すぐであれば、食事や水分、運動や入浴による発汗などの影響が少ないためです。

1日の中で体重は増えたり減ったりしているので、毎回同じ条件で量った方が誤差が少なくなります。

多くの人にとって、一番条件が同じになるのは起床後すぐではないでしょうか。

裸または薄着で量る

woman checking weight on scales in studio

体重を測る時は、出来るだけ裸または薄着で量りましょう。

重ね着や厚手の服を着たままで量ると、服の重さがプラスされて正しい体重がわかりません。

理想的なのは裸または下着だけ。服を着る場合は出来る限り薄着にしましょう。

壁に立てかけ、持ち運びに注意

体重計によっては、壁などに立てかけたり、持ち運んだりすると正しく量れないものもあります。

説明書をよく読んで確認しましょう。

体脂肪率は正確?

最近は体重と同時に体脂肪率まで量ることが出来る家庭用の体組成計も普及しています。

体重だけではわからない、体脂肪率や筋肉量などさまざまなデータを測定することが出来るのですが、そのデータはあくまでも参考程度にしておきましょう。

なぜなら、体組成計が測定する時に用いる電気抵抗値は、電気が通る部分の水分量の影響を受けてしまうからです。

たとえば、食事後、入浴後、汗をかいている時などは誤差が出やすいです。

正しい体重推移の見方

実は意外と体重推移の見方を間違っていて、それに基づいた対策をすることでダイエットがうまくいかない人が多く見られます。

そうならないためにも、まずは正しい体重推移の見方を知っておきましょう。

体重は日々推移している

体重は日々推移しています。

体重を記録している人は分かると思いますが、日々の体重推移をグラフにするとジグザグしているはずです。

これは運動や食事、発汗やホルモンなどの影響であり、そのほとんどは体脂肪ではなく体の中の水分量が増減しているからです。

ですから、昨日より体重が増えているからと言って食事を減らす必要はありません。

むしろ、食事を減らすことで代謝が落ちてしまうこともあります。

また、運動した後に体重が減っているのを見ると嬉しいかもしれませんが、それは汗をかいて失った水分の影響です。

このような変化に惑わされないようにしましょう。

体重の変動については、こちらの記事で詳しく解説しています。

体重が増えたり減ったりする9つの理由

ダイエットを始めたものの、体重が増えたり減ったりして、その原因がわからずに悩んでいませんか? 実は、体重は日々増減を繰り返していて、その推移をグラフにするとジグ…

長期視点で見る

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体重推移を見る時は長期視点を持つ事が大切です。

前述の通り、体重はさまざまな要因で日々推移しています。

トレーニングを頑張った翌日に体重が増えていたかと思えば、飲み会の翌日に減っていることもあります。

最低でも一週間。通常は数週間単位で推移を見て判断していきます。

1日1日の変化など、短期の体重推移に囚われないようにしましょう。

傾向を見る

体重は日々の値ではなく、一定期間の傾向を見ていくことが大切です。

増減を繰り返しながら、体重が増加傾向にあるのか、それとも減少傾向にあるのか、あるいは現状維持なのかを見ていきます。

たとえば、先週の平均体重よりも500g増えていたとします。

この時に「まずい!」と思って、すぐに食事を減らす必要はありません。

食事内容を何も変えなくても、翌週には減っていることがあるからです。

先々週の平均体重よりも先週は+500g、先週よりも今週は+500gと増えている傾向が見えた時、今までの取り組みを見直して改善をすれば良いのです。

逆に、今週は先週の平均体重よりも減っているからといって安心もできないということ。

大切なのは傾向を見て判断することです。

まとめ

多くの方のダイエットサポートをしてきた経験から、正しい体重の量り方と推移の見方を解説しました。

最後にもう一度まとめると…

・体重計は平な場所に置く
・体重計は硬く安定した床面に置く
・起床後すぐに量る
・裸または薄着で量る

これらの正しい量り方を実践することで、より正確な体重を把握することが出来ます。

また体重推移の見方については以下の点に注意しましょう。

・長期視点で見る
・傾向を見る

正しい体重の量り方と推移の見方を知ることで、あなたのダイエットが成功に向かうこと間違いありません!

この記事を書いた人

砂川 幸也(すながわ ゆきや)
砂川 幸也(すながわ ゆきや)パーソナルトレーナー
これまで延べ4万人以上を指導した経験をもとに、週1回のトレーニングで結果を出す独自のダイエットプログラムを開発。
太らない食べ方が無意識にできるようになる食習慣指導にも定評があり、リバウンドを重ねていた女性たちから支持され、契約するジムで年間売上1位になるほどの評判となっている。