体重推移の見方



所沢・高田馬場ダイエットサポートを行っているパーソナルトレーナーの砂川幸也(すながわ ゆきや)です。



あなたは正しい体重推移の見方をご存知ですか?

実は意外と体重推移の見方を間違っていて、それに基づいた対策をすることでダイエットがうまくいかない人が多く見られます。

そうならないためにも、まずは正しい体重推移の見方を知っておきましょう。

 

 

体重推移に一喜一憂していませんか?

こんな経験はありませんか?

  • 昨日トレーニングを頑張ったのに体重が増えている」
  • 飲み会の翌日に体重が減っている

そんな体重を見て一喜一憂していないでしょうか。

 

体重は推移している

blue tape measuring on clear glass square weighing scale

体重は日々推移しています。

体重を記録している人は分かると思いますが、日々の体重推移をグラフにするとジグザグしているはずです。

これは運動や食事、ホルモンなどの影響であり、そのほとんどは体脂肪ではなく体の中の水分量が増減しているからです。

ですから、昨日より体重が増えているからと言って食事を減らす必要はありませんし、逆に食事を減らすことで代謝が落ちてしまうこともあります。

また、運動した後に体重が減っているのを見ると嬉しいかもしれませんが、それは汗をかいて失った水分の影響です。

このような変化に惑わされないようにしましょう。

 

 

正しい体重推移の見方とは?

お待たせしました。

それでは、正しい体重推移の見方をお伝えします。

 

長期視点で見る

calendar dates paper schedule

1日1日の変化など、短期の体重推移に囚われないようにしましょう。

体重推移を見る時は長期視点を持つ事が大切です。

最低でも一週間。

通常は数週間単位で推移を見て判断していきます。

 

傾向を見る

体重は日々の値ではなく、一定期間の傾向を見ていくことが大切です。

増減を繰り返しながら、体重が増加傾向にあるのか、それとも減少傾向にあるのか、あるいは現状維持なのかを見ていきます。

 

一週間で一番低い体重を見る

一週間の中で一番低い値を追っていく見方もあります。

その値が毎週更新されるように食事や運動などを調整していきます。

更新されなくなってきたら、対策を講じる目安です。

 

 

体重だけで判断しない

woman measuring waist

ただし、体重だけでダイエットの成果を判断しないように注意しましょう。

体重のほかに体脂肪率、腹囲や体型の変化などを総合的に見て判断することが大切です。

まとめ

体重は日々推移している。

体重の推移は長期視点一定期間の傾向を見て、増加傾向なのか、それとも減少傾向なのか、あるいは現状維持なのかを判断していく。

その他にも一週間で一番低い値を追っていく見方もある。

ただし、体重だけでダイエットの成果を判断しないようにすること。

体重以外の情報も総合的に見て判断することが大切。

この記事を書いた人

砂川 幸也(すながわ ゆきや)
砂川 幸也(すながわ ゆきや)パーソナルトレーナー
これまで延べ3万人以上を指導した経験をもとに、週1回のトレーニングで結果を出す独自のダイエットプログラムを開発。
太らない食べ方が無意識にできるようになる食習慣指導にも定評があり、リバウンドを重ねていた女性たちから支持され、契約するジムで年間売上1位になるほどの評判となっている。