パーソナルトレーニングの最適な時間は?初心者におすすめの時間設定

「パーソナルトレーニングって、どのくらいの時間が最適なの?」

そんな疑問を抱いたことはありませんか?

特に初心者にとって、トレーニングの時間設定は重要なポイント!

時間が短すぎても、長すぎても、思ったような成果が出ないかもしれません。

この記事では、初心者におすすめのパーソナルトレーニングの最適な時間設定について詳しく解説します。

また、トレーニング時間の長短によるメリットとデメリットを理解して、あなたにピッタリな時間設定を見つけるヒントをお伝えします。

ぜひ最後まで読んで、パーソナルトレーニングを始めるための参考にしてください。

パーソナルトレーニング1回の時間

結論からお伝えすると、初心者の方は次の時間を目安にしましょう!

トレーニングのみ:60分前後
トレーニング+ケア:90分前後

トレーニングのみの場合、1回あたり60分程度が適切です。

この時間内で、全身の筋肉をバランスよく鍛えることが可能。

特に初心者にとって、短すぎず長すぎない60分は、集中力を保ちつつ効果的なトレーニングを行うのに最適です。

ストレッチやケアを含める場合は、90分前後を目安にしましょう。

トレーニング後のストレッチなどのケアは、筋肉の回復を促し、怪我の予防にもつながります。

これらはあくまで目安ですが、以下のメリットとデメリットを理解した上で、自分に最適なトレーニング時間を見つけてください。

トレーニング時間が長いメリット

トレーニング時間が長い場合、次のような主なメリットがあります。

1回で全身のトレーニングができる

1回のトレーニングで全身をバランスよく鍛えることができるのは、大きなメリットです。

「忙しくて週に何度もパーソナルジムに通えないよー!」って方は、1回のトレーニング時間を長くすることで、効率的に全身を鍛えることができます。

インターバルを確保できる

トレーニング時間が長いと、セット間のインターバル(休憩)を十分に取ることができます。

休憩を挟むことで、筋肉が適度に回復し、次のセットも高いパフォーマンスで行うことができます。

これにより、トレーニングの質がさらに向上すること間違いなし!

バリエーション豊富なトレーニングができる

同じ刺激を繰り返すと、筋肉がその刺激に慣れてしまい、トレーニング効果が薄れてしまうことがあります。

トレーニング時間が長ければ、同じ部位でも異なるバリエーションのとトレーニングを取り入れる余裕があり、筋肉に新しい刺激を与えることができます。

これにより、より効果的にトレーニングを進めることが可能です。

トレーニング時間が長いデメリット

トレーニング時間が長いと、いくつかのデメリットも考えられます。

次のポイントに注意しましょう。

集中力が切れる

長時間のトレーニングを続けると、どうしても集中力が途切れてしまうことがあります。

集中力が落ちると、フォームが崩れてしまったり、怪我のリスクが高まったりすることも。

長時間のトレーニングをする際は、集中力を意識しながら進めることが大切です。

エネルギー不足

トレーニングは体力をかなり消耗します。

たとえしっかり食事を摂っていても、トレーニング時間が長引くと途中でエネルギーが切れてしまうことも。

エネルギー不足になってしまうと、思ったように力が出なくなり、トレーニングの質が低下する可能性があります。

ストレスホルモンの急上昇

トレーニング時間が60分を過ぎると、ストレスホルモンが急激に増加することがあります。

これはボディビルダーなどの上級者なら問題ないのですが、多くのトレーニング初心者にとってはデメリット。

できるだけ避けるようにしましょう。

トレーニング時間が短いメリット

トレーニング時間が短い場合にも、いくつかのメリットがあります。

以下のポイントをチェックしてみましょう!

トレーニング時間を確保しやすい

1回のトレーニング時間が短ければ、忙しい日常の中でも隙間時間を利用してトレーニングできます。

継続がカギとなるトレーニングでは、時間を確保しやすいことが大きな利点です。

短時間でもコツコツ続けることで、効果をしっかり実感できるはず!

回復が早い

トレーニングのボリュームが少ないため、トレーニング後の回復が早くなります。

短時間のトレーニングであれば、体が比較的早く回復し、高頻度でのトレーニングが可能になります。

高い集中力を維持できる

短時間のトレーニングなら、途中で集中力が途切れる心配が少なく、トレーニング中ずっと高い集中力を保つことができます。

これにより、トレーニングの質が高まり、効果的にトレーニングを進めることができます!

トレーニング時間が短いデメリット

トレーニング時間が短い場合には、いくつかのデメリットも考えられます。 

以下の点に注意してみましょう。

1回で全身のトレーニングが難しい

トレーニング時間が短いと、1回のセッションで全身をしっかり鍛えるのが難しくなります。

そのため、プログラムを分ける必要があり、トレーニング日数が増えてしまうことがあります。

インターバルが確保できない

限られた時間でプログラムを実施しなければならないので、セット間の休憩が短くなります。

筋肉の回復が不十分なまま次のセットに進むと、トレーニングの質が低下する可能性があるので注意が必要です。

バリエーションが限られる

短いトレーニング時間では、トレーニングのバリエーションが限られることがあります。

筋肉が同じ刺激に慣れてしまうと、トレーニングの効果が薄れてしまうかもしれません。

様々なバリエーションを取り入れたければ、少し長めのトレーニング時間が有効です。

まとめ

パーソナルトレーニングの時間設定は、効果的なトレーニングを行うための重要な要素です。

初心者にとっては、トレーニングの時間が短すぎると全身をバランスよく鍛えるのが難しく、長すぎると集中力やエネルギーの問題が発生する可能性があります。

おすすめのトレーニング時間は、1回あたり60分から90分程度。

この範囲内であれば、全身をしっかり鍛えることができる上に、ストレッチやケアも含めることができます。

トレーニング時間が長いメリットとしては、全身を一度で鍛えられることや、十分なインターバルが確保できること、バリエーション豊かなトレーニングが可能になる点が挙げられます。

しかし、長時間のトレーニングは集中力の低下やエネルギー不足、ストレスホルモンの増加といったデメリットも伴います。

一方で、短いトレーニング時間は、忙しい日常の中でも続けやすく、回復が早いというメリットがありますが、全身を鍛えるには複数回のセッションが必要になりがちです。

また、インターバルが確保できず、トレーニングのバリエーションも限られることがあります。

この記事を参考に、自分のライフスタイルや体調に合わせて、最適なトレーニング時間を見つけてください。

この記事を書いた人

砂川 幸也(すながわ ゆきや)
砂川 幸也(すながわ ゆきや)パーソナルトレーナー
指導歴19年。
これまで延べ4万人以上を指導した経験をもとに、週1回のトレーニングで結果を出す独自のダイエットプログラムを開発。
詳しいプロフィール