体はタンパク質でできている!



所沢・高田馬場でダイエットサポートをしているパーソナルトレーナーの砂川幸也です。

ダイエットは食事8割です。

そのため、最低限の栄養学を知っておいた方がダイエットに成功しやすくなります。

そんなダイエットに必要な最低限の栄養学をシリーズで1つずつ解説していきます。

今回はタンパク質について。

他の栄養素についてはこちらからどうぞ。

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タンパク質とは

人の体の約60%は水分ですが、その次に多いのがタンパク質。

タンパク質は体を動かすエネルギー源となる重要な栄養素の1つです。

さらに、筋肉や内臓、髪、爪、皮膚、ホルモン、血液などの材料となります。

車で例えるならボディやエンジンですね。

アミノ酸

タンパク質はいくつものアミノ酸がくっ付いて出来ています。

アミノ酸には20種類あり、そのうちの11種類は体内で作ることができます。

しかし、残りの9種類は食べ物から摂取しなければなりません

これを必須アミノ酸といいます。

アミノ酸の組み合わせによって色々なタンパク質になります。

タンパク質の違いから、髪や皮膚、体型などの違いが出てきます。

タンパク質の種類

タンパク質には、動物性タンパク質植物性タンパク質があります。

動物性タンパク質

動物性タンパク質とは、肉、魚、卵、乳製品などの動物由来のタンパク質のことです。

動物性タンパク質は、体内で作ることが出来ない9種類の必須アミノ酸すべてを含んでいます。

そのため、体内へのタンパク質吸収率が97%と非常に高いという特徴があります。

しかし、動物性タンパク質には脂質が多く含まれているものが多いため、普段から脂質を摂りすぎる人は注意が必要です。

植物性タンパク質

植物性タンパク質とは、米、麦などの穀物、豆類などの植物由来のタンパク質のことです。

植物性タンパク質は必須アミノ酸が不足しているものもあります。

そのため、体内へのタンパク質吸収率が84%と動物性タンパク質に比べると低いです。

しかし、植物性タンパク質は食べ合わせによって、互いの必須アミノ酸の不足を補うことが出来ます。

たとえば、米はリジンという必須アミノ酸が不足していますが、リジンを多く含む納豆と一緒に食べることで不足分を補うことが出来ます。

また、動物性タンパク質に比べると、脂質が少ないという特徴があります。

タンパク質が不足すると

体の材料になるタンパク質が不足すると体の修復が十分に出来ません。

髪の毛がパサついたり、肌のハリがなくなったりします。

ホルモンの働きが鈍くなり、ストレスに敏感になることもあります。

また、筋肉を分解してエネルギー不足を補うため、筋肉が減って代謝が落ちてしまう可能性もあります。

ボロボロになった車のようなイメージです。

過度な食事制限などで不足しないように注意しましょう。

タンパク質が豊富な食材

肉類・魚介類・卵・大豆製品などに多く含まれています。

メインのおかずになるものが多いですね。

まとめ

体の中で水分の次に多いタンパク質。

タンパク質は体を動かすエネルギー源となるほか、筋肉や内臓、髪、爪、皮膚、ホルモン、血液などの材料となる。

車で例えるならボディやエンジン。

動物性タンパク質物性タンパク質の特徴を踏まえて、肉類・魚介類・卵・大豆製品などをしっかり食べよう!

この記事を書いた人

砂川 幸也(すながわ ゆきや)
砂川 幸也(すながわ ゆきや)パーソナルトレーナー
これまで延べ4万人以上を指導した経験をもとに、週1回のトレーニングで結果を出す独自のダイエットプログラムを開発。
太らない食べ方が無意識にできるようになる食習慣指導にも定評があり、リバウンドを重ねていた女性たちから支持され、契約するジムで年間売上1位になるほどの評判となっている。