
所沢・高田馬場でダイエットサポートを行っているパーソナルトレーナーの砂川幸也(すながわ ゆきや)です。
よく、「これは食べていいものですか?食べてはいけないものですか?」という質問を受けます。
こういう質問をする人は、ダイエットがうまくいきません。
満足を感じるメモリを増やそう
ダイエットがうまくいかない人は、「食べていいもの」と「食べてはいけないもの」に分けて考える人が多いです。
この考え方ではうまくいきません。
例えば、ナッツは「食べてもいいもの」でドーナツは「食べてはいけないもの」という感じです。
これでは、ドーナツが好きな人はドーナツを我慢するしかありません。
我慢は続かないです。
それに、我慢がストレスになって、さらに「食べてはいけないもの」を食べたくなります。
このように、「食べてもいいもの」と「食べてはいけないもの」の2点で考えるから、ダイエットがうまくいかないのです。
「食べてもいいもの」と「食べてはいけないもの」の間に満足を感じるメモリを増やしてください。
例えば、ナッツとドーナツの間に果物を入れます。
ナッツでは満足できないけど、果物なら満足できるかもしれません。
そうすればドーナツを食べなくて済みます。
次はナッツとドーナツの間に、果物とカカオマス70%のチョコレートを入れます。
ナッツや果物では満足できないけど、チョコレートなら満足できるかもしれません。
こちらもドーナツを食べなくて済みます。
ある日はドーナツでなければ満足できないかもしれません。
でも、メモリが増えたおかげで、ドーナツを食べる回数が減ります。
「食べてもいいもの」と「食べてはいけないもの」の間に、満足を感じるメモリを増やしてみてください。
もちろん、増やすメモリは「食べてはいけないもの」を食べるよりはマシなものを入れてくださいね。
満点を狙うより平均点を上げよう
ダイエットの食事では、満点を狙うより平均点を上げるように意識した方がうまくいきます。
毎日満点を狙うと、食事が楽しくありません。
ダイエットしていても、パンケーキくらい食べたいし、友達とビュッフェにだって行きたいはず。
「バランスなんて考えずに食事を楽しみたい」
そんな時もありますよね。
いつも栄養バランスが整った完璧な食生活は、続けるのが大変です。
いくら満点の食生活をしていても、それが2ヶ月くらいしか続かないのであれば意味がないと、私は思います。
だって、続けられなくなって元の食生活に戻ったらリバウンド確定ですから。
だから、満点なんて狙わなくて良いです。
満点を狙うのは、もうやめましょう。
これからは平均点を上げるように意識してください。
ちょっとくらいバランスが崩れても大丈夫。
20点の食生活だった人が50点にするだけでも、ちゃんと痩せることはできます。
週末くらい、好きなものを好きなだけ食べても大丈夫。
平日は100点の食生活だったとして、週末は0点の食生活だったとします。
それでも、平均は70点以上です。
ご安心ください。
人の体が一度の食事で吸収するエネルギーには限りがあります。
その程度であれば太ることはありません。
大切なことは満点を狙うよりも平均点を上げて、それを続けることです。
この記事を書いた人

- ナチュラルシェイプアップトレーナー
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これまで延べ3万人以上を指導した経験をもとに、週1回のトレーニングで結果を出す独自のダイエットプログラムを開発。
太らない食べ方が無意識にできるようになる食習慣指導にも定評があり、リバウンドを重ねていた女性たちから支持され、契約するジムで年間売上1位になるほどの評判となっている。
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