食べ過ぎを防ぐ方法

所沢・高田馬場でダイエットサポートを行っているパーソナルトレーナーの砂川幸也(すながわ ゆきや)です。
食べ過ぎると太るのは、あなたもご存知だと思います。
「でも、ついつい食べ過ぎてしまった・・・」なんて経験はありませんか?
食べ過ぎると太ることを知っていても、それを防ぐことは「辛い」「難しい」と感じている人が多いようです。
しかし、ちょっとしたコツを知っているだけで食べ過ぎを防ぐことが出来るのです。
空腹を感じる理由

人が食べ物を食べたいと感じるのは、どんな時だと思いますか?
おそらく、ほとんどの人が「お腹が空いた時」と答えると思います。
科学的に言えば血糖値が下がっている時。
もちろん、血糖値が下がると「お腹が空いた」と感じて、脳が「食べ物を食べろ」と命令します。
しかし、実はそれ以外の時にも「食べたい」と感じてしまうことがあるのです。
空腹でもないのに食べたくなる

「食べたい」と感じるのは、必ずしも空腹の時だけではありません。
実は目の前に食べ物がある時、私たちの脳は「食べたい」と思うのです。
でも、多くの人は「食べたくなるのは空腹だから」と考えてしまいます。
実は「目の前に食べ物があるから」なんて思いません。
これが食べ過ぎの大きな原因なのです。
もしも、「食べたい」と感じるのが空腹の時だけだとしたら、満腹になるまで食べたあとデザートを食べたくなるのはおかしいですよね。
ところが、実際はデザートを見ると多くの人が「食べたい」感じるはず。
実は、これは科学的な実験も行われていて、人は満腹度で食べ終えるのではなく目の前に食べ物がなくなったら終えるということがわかっています。
つまり、私たちは目の前に食べ物があるだけで、ついつい食べてしまうということです。
実際にあった例

ここで、私がサポートしている方の実際の例をご紹介します。
あまり甘いものが好きではないAさんという方がいます。
Aさんは甘いものが好きではないのに、たまたま自宅のテーブルにあった頂き物のお菓子を食べる習慣がありました。
目の前にあるから食べたくなるという典型的な例です。
また、他にもこんな例がありました。
普段の食事はバランスよく食べているのに、結果が出なくて悩んでいたBさん。
確かに普段の食事は問題ない。
これは何かおかしいと思ってカウンセリングをしていくと、あることに気づきました。
実は、仕事中にデスクの引き出しのチョコやクッキーをついつい食べていたのです。
デスクの引き出しは、常にそれらが入っていました。
無意識に仕事中食べていたことに、最初は気づいていなかったのです。
気分転換に食べていたせいもあるかもしれません。
おすすめの対策

私たちが「食べたい」と感じるのは、必ずしも空腹の時だけではなく、実は目の前に食べ物がある時も「食べたい」と感じてしまう。
このことを知っていれば、対策が出来ます。
目の前から食べ物をなくせば良いのです。
何も食べるのを我慢しなさいと言っているわけではありません。
例えば、自宅やデスクの引き出しに常にお菓子がありませんか?
それらを見ただけで、「食べたい」と感じてしまいます。
今すぐ誰かにプレゼントしてください。
お菓子は買い置きをせずに、食べたい時に食べたい分だけ買いに行くようにしましょう。
また、「人は満腹度で食べ終えるのではなく、目の前に食べ物がなくなったら終える」という実験結果をいかす方法もあります。
食事を少な目に盛り付けてみるという方法です。
全て食べて足りなければおかわりする習慣にしてみてください。
ぜひ今日から、空腹のとき以外に「食べたい」と感じてしまう原因を減らすように意識してみましょう。
この記事を書いた人

- パーソナルトレーナー
- これまで延べ3万人以上を指導した経験をもとに、週1回のトレーニングで結果を出す独自のダイエットプログラムを開発。
太らない食べ方が無意識にできるようになる食習慣指導にも定評があり、リバウンドを重ねていた女性たちから支持され、契約するジムで年間売上1位になるほどの評判となっている。
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